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市議会レポート

調布市議会の様子平成28年第1回定例議会が開会しました。
今議会では各補正予算を始め、28年度予算の審議を始め様々な条例、また多くの陳情が提出されました。
初日、「地方創生」予算が含まれた補正予算について質疑します。地方創生については分権の流れを戻す
中央集権化した政策で、人口が微増する交付税をもらわない数少ない自治体として政策の趣旨からも反対してきましたが、今回も、国からの交付金について、市は財源確保の視点から多く予算化しましたが、そこには前回も含まれていたわがまちの映画事業に関する内容もあったこと、次年度繰越とした会計のあり方も含め、質疑を予定しています。また3月7日には基本的施策に関する質問と、28年度予算に対する質疑を予定しています。

 なお、今回から調布市議会始まって以来、初の本会議の時間制限がスタートしますが、最初の質問者となります。本会議質疑は言論の府である議会の本旨といえる行為です。予算決算特別委員会を持たない調布市議会にとっては、行政機関の長が唯一出席する場でもあります。ここで議会自らが、議員の質問権行使を制約することは二元代表制の制約につながり、機関としての機能低下にもつながる改悪と言うべき見直しが行われてしましました。非常に残念ですが、制約があるとはいえ、限られた時間の中でも議員としての責務を果たすべく今後も発言していきます。

 私は様々な審議会等傍聴して、改善について指摘、提案してきましたが、今回「審議会等の公開に関する条例」には、提案していた改善点も含まれ、今まで委員会によって異なっていた傍聴方法も統一され、資料等の配布、ホームページへのアップなど市民に開かれた市政として一歩前進する条例に賛成しました。

 マイナンバーについては、マイナンバー法は反対していますが、国からの法定受託事務なので、市の事務処理にあわせて事務を行うための条例改正や、個人情報保護を行うためのもの等、当初マイナンバー法を採用する際に提示されていた社会保障、税、災害の3分野を逸脱していない内容であることから、マイナンバー法に反対の市民に対して、罰則がないことからも対応への配慮と高齢者へは、悪用されないための啓発に力を入れることを付して賛成しました。

 今議会では、安保関連2法の廃止を求める意見書を国に提出することを求めた陳情が23件出されました。
多くの市民が、政府は戦争への道を歩み始めたと強い危機感をもって提出されたものですが、9月議会同様、
総務委員会では可否同数、委員長の決により不採択となり、本会議では14対13と結果的には不採択となりました。この問題は、市民の暮らしの基本である安全と安心が守られる前提は平和な社会であることです。憲法を前提にした政治をすべき政府が、時の政府の解釈で憲法を判断し、外交が進められていく現状は異常事態であり国民・市民にとっての危機です。安保法問題と、沖縄における自治を蔑ろにする現状については、今後も一貫した姿勢を貫いていきます。

 今回は職員の期末手当に準じて議員の期末手当の増となる条例改正も提案されましたが、市民の暮らしぶりからは不景気感はぬぐえません。値上げに反対し、その値上げ分については政治資金団体に寄付します。

 議会改革に関する陳情内容は、陳情説明時間を、5分から10分に延長することや、議員提案の意見書に対する説明責任を果たすこと、アンケートの市民意見を詳しく載せるよう求めたものなど、市民意見が市政に反映されるようにするための一助となる内容が多く出されました。当然と考える提案には採択、また今後検討する余地があるものは趣旨採択しましたが議会全体としては不採択となり残念でした。今後も市民の方が議会に関心を持ち開かれた議会に向けた提案が出されることを期待しています。

 国会では政府の民主主義に対する横暴を説く公党の会派が、調布市議会においては時間制限を
提案していましたが、本会議での質疑に対する時間制限について議会運営委員会で、少数会派は採決に加われない中、賛成多数で決定してしまいました。 会派制を盾にした改悪に対しては、ひるむことなく限られた時間内であっても行政の最高責任者である市長は本会議のみの出席である実態を考慮すれば、言論の府である
議会人として、今後もしっかり発言していくつもりです。

 議長、副議長、監査委員は一般質問しないとの申し合わせの検討については、副議長の一般質問は質問
しないとことが決定。監査員については継続となりました。いずれにせよ、活発に議論を重ね、市民のための議会として機能するべく努めていくことが議員の職責です。議会という機関が市民のために機能するためには、議員はもちろんですが、市民の皆さんの力が必要です。議会改革について、改選前は会派代表者会議で話し合われてきましたが、今議会では、ほとんど議会運営委員会で審議されます。一人会派はオブザーバーなので採決に加わることはできません。議会運営委員会の審議にも注目し、是非、傍聴してください。

※議会で発言した補正予算の質疑、一般質問、討論はインターネット録画中継をご覧くださいませ。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

大河みとこはH27.28年度の所管委員会は総務委員会です。主に市の歳入、総務・税・経営関連分野を所管します。他に中心市街地基盤整備等特別委員会、調布飛行場等特別委員会、調布市京王閣競輪場周辺環境対策連絡協議会相談役、市議会だより運営委員会委員、議会報告会委員として2年間活動致します。
 

元気派市民とみとこの会

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